東逗子駅のすぐ近くに、前からずっと気になっていたお店がありました。それが、生おからを使ったヘルシーなおからマフィン専門店「fujico muffin(フジコマフィン)」です。
平日の昼前に行ってみると、すでにお店の前には小さな行列。以前、午後にふらっと立ち寄ったときは「本日分は完売しました」の札が出ていて、買えずに帰ったこともあります。あのとき「次は絶対オープン時間に行こう」と心に決めました。
仕事や子育てで毎日バタバタしていると、「たまには身体に優しいおやつでほっとしたい」「ママ友に手土産を持っていきたい」「観光ついでにローカルな焼き菓子を買いたい」と思うこと、ありませんか?
そんなときに頼りになるのが、東逗子の小さなマフィン工房「fujico muffin」。この記事では、お店のこだわりや人気の理由、子連れ・ワンちゃん連れでの利用のポイントまで、まとめてご紹介します。

魅力① 生おからたっぷりのヘルシーおからマフィン

「fujico muffin」の一番の特徴は、生地の約半分に豆腐店「とうふ工房 とちぎや」の生おからを使っていること。さらに、乳製品や動物性素材、白砂糖は使わず、全粒粉や有機きび砂糖、有機豆乳、圧搾生搾りオイルなど、素材にとことんこだわっているお店です。
おからと聞くと「ボソボソしてそう」と思う方も多いかもしれませんが、レビューでは「ふんわりしっとり」「素材の味が素直に感じられる」といった声が多く、食べ応えがあるのに重くない、満足感のあるマフィンとして愛されています。
私もも実際に食べてみて、「これは“健康のために我慢して食べるお菓子”じゃなくて、“純粋においしくてまた食べたくなるお菓子”だな」と感じました。身体にやさしい素材を使いながら、ちゃんとスイーツとしての楽しさもある。それが、このお店の魅力です。

魅力② 選ぶのが楽しい季節と週替わりのフレーバー

ショーケースには、プレーンやバナナ、ショコラといった定番メニューのほか、その季節や週ごとに変わるマフィンが並びます。例えば、春には有機いちごをたっぷり使った「いちごクリームチーズ」、別の週には「にんじんとレーズン」のような野菜系マフィンが登場することも。
なかでも「ブルーベリークリームチーズ」や「メープルくるみ」など、口コミで名前が挙がるフレーバーは、甘さ控えめで素材の風味がしっかり感じられると評判です。

「どれにしようかな」と迷う時間って、ちょっとしたご褒美タイムですよね。ママ友への差し入れには、定番と季節ものを混ぜて選ぶのもおすすめです。
魅力③ 行列でも買いたくなる“小さな工房”の空気感

お店は、2人も入ればいっぱいになるような小さなスペース。大きな扉を開けると、木のカウンターとショーケースが出迎えてくれる、温かみのある空間です。
営業日は水〜土曜の4日間、営業時間は12:00〜18:00ですが、売り切れ次第クローズとなります。実際に「気づいたら閉まっていた」「午後にはほとんど残っていなかった」という声もあり、早い時間に行くほど選べる種類が多い印象です。
接客もfujicoさんが丁寧に一人一人に対応していました。常連さんがたくさんきていました。「丁寧であたたかい対応」「人柄に惹かれて通いたくなる」といった感想が口コミサイトにも並んでいます。

「味」だけじゃなくて、「この人から買いたい」と思えるお店って、なかなか貴重だと思いませんか?ふだん忙しいフルタイムママさんにも、ここでの数分がちょっとした癒しになるはずです。

魅力④ 夢を追いかけて東逗子へたどり着いたストーリー

店主のfujicoさんは、滋賀県で保育士をしながら休日にマフィンを焼き、カフェへの卸や全国通販、マルシェ出店からスタートしたそうです。
姉が乳製品を控える必要があったことをきっかけに、「乳製品や動物性の素材を使わない、身体にやさしいお菓子づくり」を始めたとのこと。食べかけのマフィンが捨てられているのを見て悔しくなり、何度も試作を重ねたエピソードも印象的です。
その後、「いつか自分のお店を持ちたい」という思いで保育士を辞め、OLとして働きながら資金を貯め、縁あって逗子に移住。2021年4月、東逗子で「fujico muffin」をオープンしました。

「楽しいお誘いより、夢を優先してきた」という言葉がとても印象的でした。小さなお店のマフィンには、そんな覚悟や物語もぎゅっと詰まっている気がします。
赤ちゃん・子連れNote

「fujico muffin」はテイクアウト専門のお店で、店内にイートインスペースはありません。その分、ベビーカーでさっと立ち寄って、おうちや公園でゆっくり食べるスタイルにぴったり。
ただし、開店直後から列ができることもあり、店内はとてもコンパクトなので、混雑している時間帯は抱っこひもやコンパクトなベビーカーだと安心です。
甘さ控えめのおからマフィンは、離乳食を終えたお子さんとシェアしやすいおやつとしても重宝しそうです。ただし、具体的な対象年齢やアレルギー対応については未確認のため、気になる場合はお店に直接ご確認ください。
ワンちゃん情報

「fujico muffin」はテイクアウトのみのお店で、基本的にはお散歩の途中で飼い主さんだけがさっと買いに行くイメージです。
アクセス情報

住所:神奈川県逗子市沼間1-18-6 ハイツタカサキ 1F
営業時間:水曜〜土曜 12:00〜18:00(売り切れ次第終了 2時ごろには閉まってしまうことが多いようです)
定休日:日曜・月曜・火曜
駐車場:なし(近隣コインパーキング要確認)
最寄り駅:JR横須賀線「東逗子駅」から徒歩約2分
Instagram:@fujico_muffin
ホームページ:https://fujico-muffin.com/
※営業時間・定休日・決済方法などは変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトやInstagramでご確認ください。
サマリー:日常のなかに、小さな“ほっこり時間”をくれる場所

東逗子の「fujico muffin」は、生おからや植物性素材を使ったヘルシーなマフィンを、一つひとつ丁寧に焼き上げる小さな工房です。
素材へのこだわり、行列ができる人気ぶり、そして何より店主fujicoさんのストーリー。どれも「からだにやさしくて、おいしくて、ちょっと気持ちが軽くなるおやつを届けたい」という思いから生まれたものです。
フルタイムで働くママさんの週末おやつに。ママ友会への手土産に。葉山・逗子観光の帰り道の“おみやげタイム”に。お店のオーナーさんにとっては、「素材にこだわる小さなお店のストーリーづくり」の参考にもなるはずです。
ぜひ一度、東逗子で「fujico muffin」のマフィンを手に取ってみてください。小さな紙袋の中に、作り手の想いや、お店に通う人たちの時間がぎゅっと詰まっています。
ハヤナビでは、これからも“町を照らす小さなお店”を紹介していきます。次回もどうぞお楽しみに。インスタもほぼ毎日更新していますので、ぜひフォローしていただけたら嬉しいです。
情報出典:食べログ・公式Instagram・逗子葉山経済新聞
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